¥ 4,508 |
オーストラリアの輸出品、サヴェージ・ガーデンが、故郷ブリスベンで行った凱旋ライヴ。活気あふれるライヴの模様がここにすべて収められている。豊富なステージ裏のショットでは、2人のバンド・メンバーそれぞれの役割がよくわかる。外向的でテンション高めのシンガー、ダレンは、火に入る蛾のごとくセレブリティの装飾に惹かれているようだ。一方、自分の世界を持ったシャイなギタリストのダニエルは、スポットライトの中にいるよりは独りでただ曲を作ることを好む男だ。しかし、世界中でミリオンセラーとなったレコード、ソールドアウトのツアー、ヒステリックなファンとチャート1位のシングルのオンパレード―こういった状況において、この2人組は“反対者は互いに引き合う”という古いことわざを体言しているかのよう。 「To the Moon and Back」「Affirmation」「Truly, Madly Deeply」「The Animal Song」、そのほかのヒット曲がすべて収録されている。しかし、ビジュアルの方はしばらくするとかなり単調になってきてしまう。映るのは2名のメンバーのみ。しかも1人は可能な限りスポットライトが当たらないような位置に逃げてしまい、気の毒なカメラマンはほかになす術があまりにもない。コンサートのバックドロップは巨大な色とりどりのライトの壁で、明らかにブラックプールの思い出が基になっていると思われる。(しかし、あの雨もチップ・ラッパーズも酔ったどんちゃん騒ぎもないのが残念。)全編非常に洗練されているが、ライヴの雰囲気を伝えるということにおいてほんの少し迫力不足なのは否めない。しかしながら、実際その場にいた人たちにとっては素晴らしい思い出が蘇る一品には間違いない。DVDメニューではトラックのセレクト・ナンバーによって、マルチ・カメラアングルを楽しむこともできる。(Helen Marquis, Amazon.com)
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